ロンドン・ドキュメンタリー・フィルム撮影ファイナル!

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    ©Masato Gunji   勝負は準備から・・・


    ©Adrian Storey  


    ©Adrian Storey


    ©Adrian Storey


    ©Masato Gunji


    ©gunji


    ©Masato Gunji  書くのはほんの数秒、乾かすのもプロの技量。


    ©Masato Gunji  下敷きの乾燥、これも大変なお仕事。1日じゃ乾かない〜

    連根のそれぞれをばらして根元をファンで乾燥させること1週間、
    その後に真っ直ぐに戻すために2週間。



    ロンドン・ドキュメンタリー・フィルム

     
    昨年末にオファーがあり、着々と推し進めてきたロンドン・ドキュメンタリーフィルムの収録が終わった。
     
    このフィルムの趣旨は、「世界のカリグラフィーの現在」的な内容で、イギリス、アメリカ、フランス、イタリア、中国、日本、、、と世界中のカリグラファーをフィーチャーし、一本のフィルムワークにまとめるもので、この先、世界中のコンペティションに出品されこととイングランドBBCやChannel 4での放送も予定されている。
     
    企画者であり監督は、ドキュメンタリーフィルムを主として制作しBBCなどに数多く映像を提供し続けている Martin Cooperさん、

    日本サイドのディレクターでありカメラマンのAdrian Storeyさん、

    柿沼映像のほとんどのディレクションと撮影をしている松竹の郡司正人さん、

    (株)折笠ビデオエンジニヤリング代表取締役の折笠慶輔さん(1999年出演したNHK「にんげんドキュメント」の音響、照明担当者)、

    和気真憲さん(教え子・NHK「にんげんドキュメント」の主人公の一人)、

    私の高校の同級生で株式会社日本開発サービス勤務筑波在住の井上洋一さん、
     
    ロンドン組と柿沼組の合同作業となる異色のチーム編成で執り行われた。
     
    会場は、土浦の田島屋スタジオ。
     
    昨年、160年という長い歴史を持つ米卸売業を営む株式会社田島屋の屋号を手がけさせて頂き、そのご縁から親しくお付き合いさせて頂いていて、田島屋社長を筆頭として、ご家族や社員の皆様から多大な協力を頂き、今回の収録が実現した。
     
    http://tajimaya-rice.co.jp
     
    準備から制作、作品乾燥から後始末まで、スタジオに三日篭り、これまでにないダイナミックかつ斬新な撮影と作品制作ができた。
     
    4Kカメラのほかカメラ2台、GoProカメラ4台を使っての俯瞰撮影。
    撮影する側としては、スタジオが巨大で天井が非常に高いこと、また背景を全く意識せずに撮影に集中できる特殊な空間で撮れたことが独特の空気感を作り出した。
    体育館での撮影はやはり体育館然とした空気になり、テレビスタジオも然りである。
     
    MartinさんとAdrianさんとの半年近い綿密なやりとりは国内のメディアとのそれとは大きく異なり、大変勉強になった。
     
    時間をかけるところ、かけないところ、興味を示すポイント、機材や装置、西洋と東洋のものの考え方、そして自由度、、、、
     
    そして、東洋も西洋もない、同じ人間として共通の美意識、バイタリティーが最終的には浮き彫りにされる。
     
    4×5mに書いた素材は今のところは「ヒ・ミ・ツ」であるが、この素材に辿りついたことは今回のお仕事あっての収穫、それは今後の私のアーティスト人生を決定付けるモチーフになると思われる。
     
    この収録を通じて改めて発見した貴重な素材とコンセプトとの出会い。
     
    「これ無理でしょう!」
     
    「いや、やる!」
     
    「できるか?」
     
    「No way, Come on!」
     
    「失敗したら…」
     
    「いや、失敗なんてない」
     
    「今できる精一杯、ギリギリの自分を表現する。それがアートだろ!」
     
    ここまでがこれまでの自分流のロックンロールだとすると、
     
    今回は“パンク”。
     
    ペケペケのスリーコードを爆音で流す。

    馬鹿野郎、コケ野郎、すべてをぶっ壊す〜!
    というか、ぶっ壊す前から既に俺が壊れてる〜〜〜。
     
    自分がドキドキ、ザワザワするものを表現する。
     
    過去でも未来でもない“今”
     
    45歳にしてPUNK!!!

    そんなストーリーがつづく

    つづかない、、、

     
    Adrian Storey Blog “宇宙人”
     
    http://blog.uchujin.co.uk/2016/05/koji-kakinuma-shooting-large-scale-calligraphy/




     

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      • 2017.04.26 Wednesday
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      柿沼康二ブログ:書家・書道家・現代美術家

      Koji Kakinuma (c)Douglas Benedict
      (c)Douglas Benedict


      柿沼康二(カキヌマコウジ)。書家・書道家・現代美術家。 1970年栃木県矢板市生まれ。5歳より筆を持ち、柿沼翠流(父)、手島右卿(昭和の三筆)、上松一條に師事。東京学芸大学教育学部芸術科(書道)卒業。2006-2007年、米国プリンストン大学客員書家を務める。 「書はアートたるか、己はアーティストたるか」の命題に挑戦し続け、伝統的な書の技術と前衛的な精神による独自のスタイルは、「書を現代アートまで昇華させた」と国内外で高い評価を得る。2013年、現代美術館において存命書家史上初となる個展を金沢21世紀美術館にて開催。発表作品「不死鳥」(1100×750cm)、「一 (BOSE ver.)」(270×515cm)が同美術館のパーマネントコレクション(収蔵)となる。2013年春の東久邇宮文化褒賞、第1回矢板市市民栄誉賞、第4回手島右卿賞。独立書展特選、独立書人団50周年記念賞(大作賞)、毎日書道展毎日賞(2回)等受賞歴多数。NHK大河ドラマ「風林火山」(2007)、北野武監督映画「アキレスと亀」、角川映画「最後の忠臣蔵」等の題字の他、「九州大学」「九州大学病院」名盤用作品等を揮毫。 NHK「トップランナー」「趣味Do楽 柿沼康二 オレ流 書の冒険」「ようこそ先輩課外授業」「スタジオパークからこんにちは(2回)、MBS「情熱大陸」、日テレ「心ゆさぶれ! 先輩ROCK YOU」、BOSE社TV-CM等に出演。 伝統書から特大筆によるダイナミックな超大作、トランスワークと称される新表現まで、そのパフォーマンス性は幅広く、これまでNYメトロポリタン美術館、ワシントンDCケネディセンター、フィラデルフィア美術館、ロンドン・カウンティーホール、KODO(鼓童)アースセレブレーションなど世界各地で披露され好評を博す。現在、柿沼事務所代表取締役社長兼所属書家。

      =WEB SITES=

      書家/アーティスト 柿沼康二 公式Webサイト
      書家/アーティスト 柿沼康二 エッセイ集「字書きの泡。」
      柿沼事務所オンラインショップ
      株式会社柿沼事務所

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      作品集

      金沢21世紀美術館「柿沼康二 書の道“ぱーっ”」カタログ
      KOJI KAKINUMA "Exploring Calligraphy"


      →→書籍詳細


      TARO100祭記念出版
      「岡本太郎vs柿沼康二 TRANCE-MISSION」

      本書は、太郎vs柿沼の本であると同時に、 いわば前代未聞のタイポグラフィvs肉筆文字の本である。


      →→書籍詳細


      柿沼康二の作品をまとめた初の本格作品集「柿沼康二 書」。
      東洋経済新報社より発売中です。

      「この人の作品、狂ってるわ」
      〜北野武

      初の本格作品集 「柿沼康二 書」
      →詳細を読む

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      開発期間2年余り、
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      柿沼康二精選羊毛筆
      「壱型 澄心(ちょうしん)」

      細線、線の細かさ、かすれを
      生かした臨書及び創作に適した
      上級者向けの逸品
      澄心
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      柿沼康二精選羊毛筆
      「壱型 心花(ときめき)」

      「壱型 澄心」を一回り小さくし
      書道中級者から上級者まで
      より使い易く改良を加えました

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      柿沼康二推奨初級者向け
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      柿沼康二推奨初級者向け兼毫筆「かき★★かき」
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