武道・芸道の達人が魅せる「IS JAPAN COOL? DOU」公開

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    日本が誇る伝統文化を記憶。次世代へと繋いでいく。 武道・芸道の達人が魅せる、新時代の技能伝承の形 2017年8月23日(水)「IS JAPAN COOL? DOU」公開。サイトの題字「道」も揮毫。

     

     

    全日本空輸株式会社(代表取締役社長:平子 裕志)は、訪日外国人向けのプロモーションメディア「IS JAPAN COOL?」において、「道」をテーマとした「IS JAPAN COOL? DOU」を2017年8月23日(水)に公開します。本プロジェクトでは、訪日外国人旅行者が過去最高の年間2,400万人を超えた今だからこそ、長い時間をかけて人から人へと受け継がれ磨かれてきた日本伝統の武道、芸道の精神性や、技や所作、型(形)といった“無形文化”を、データビジュアライズ化した“有形文化”として後世に残すとともに、海外に向けて発信することで、訪日旅行のさらなる関心を生むきっかけとなることを目指しています。

     

     

     

    IS JAPAN COOL? DOU

     

    Main Address (メインアドレス)

    PV後に各出演者をクリックしてください。

    https://www.ana-cooljapan.com/contents/dou/

     

    書道(柿沼康二)

    PV後、またはPVをSKIP後に視聴できます。

    https://www.ana-cooljapan.com/contents/dou/shodo/

     

    ABOUT (アバウト)

    PV後、またはPVをSKIP後に視聴できます。

    https://www.ana-cooljapan.com/contents/dou/shodo/about/

     

    Interview(インタビュー)

    PV後、またはPVをSKIP後に視聴できます。

    https://www.ana-cooljapan.com/contents/dou/shodo/interview/

     

    DEMO(デモ)

    https://www.ana-cooljapan.com/contents/dou/shodo/demo/

     

     

    ■「IS JAPAN COOL? DOU」とは?

     

     「道」とは、ひとつの分野を極めながら、物事の本質に迫る生き方を意味します。「柔道」「剣道」「弓道」「空手道」「居合道」などの武道は、武術の技の習得を目的とするだけでなく、人間形成のために稽古を通じて肉体と精神を鍛え続けるという生き様を表しています。また、「茶道」「書道」「日本舞踊」「能」といった芸道は、芸の型や所作の習得を目的とするだけでなく、ゴールのない完璧な美を追求し続ける生き様を示しています。

     

     本プロジェクトでは、それぞれの「道」の生き方を体現している達人を、各道を代表する技や所作の映像とともに紹介しています。日本の本質に迫る「道」という文化のあり方を海外に向けて発信することで、日本へのより深い理解を促すことができると考えています。

     

     

    【ポイント(1)「道」の世界へと誘うTOP MOVIE】

     一本に続く「竹林の道」を通り抜け、「IS JAPAN COOL? DOU」のタイトルで始まるTOP MOVIE。日本古来より伝わる芸能を想起させるような鈴や太鼓の音が鳴り響く中、達人の気迫溢れる演舞や「道」にまつわる風景が映し出されます。達人が披露する技の実写とアニメーション映像がシームレスにつながっており、伝統と最新技術の融合が「IS JAPAN COOL? DOU」ならではの世界観を表現しています。

     

     

    【ポイント(2)「道」の魅力を伝える4つのコンテンツ】

     日本ならではの無形文化とも言える9つの「道」を、その道を極めた9名の達人らを通じて紹介しています。「ABOUT」、「4DVIEWS」、「INTERVIEW」、「DEMO」の4つのコンテンツを通じて「道」の魅力を伝えていきます。

     

    ■4DVIEWS

     

     4DViewsコンテンツでは、各「道」を極めた達人8名が実演する技や所作を、360°自由自在な視点で見ることができます。このコンテンツは、“日本の無形文化を有形とし、未来に伝承する”という目的のもと、フランスで生まれた画像解析技術「4DViews」を活用することで実現しました。これまでの技術では捉えることができなかった細やかな動きまでも正確に捉えることで、達人らの気迫溢れる立ち居振る舞いをWeb上でリアルに再現しています。

     

    ※4DViewsコンテンツは「柔道」以外の8つの道が閲覧可能です。

     

    ■INTERVIEW

     

     INTERVIEWでは、各達人のインタビュー、及び技や所作の実写映像を見ることができます。前半のインタビュー部分では、それぞれの「道」の歴史、その「道」との出会いやこだわり、海外との繋がりなどが各達人ぞれぞれの視点から語られています。後半部分では、それぞれの達人が披露する技の実写版を見ることができます。実写ならではの躍動感をお楽しみください。

     

    ■DEMO

     DEMOは、各達人が披露する技や所作の4DViews映像にCGを加え、実物の姿を完全再現した動画コンテンツです。CGを加えたことにより達人の細やかな動きをよりリアルに、さらに実写版では映すことができない角度から見ることができます。

     

     

    【「IS JAPAN COOL? DOU」に登場する9つの「道」、9名の達人】

     「IS JAPAN COOL? DOU」でピックアップした9つの道、「柔道」「剣道」「弓道」「空手道」「居合道」「茶道」「書道」「日本舞踊」「能」の達人をご紹介します。

     

    ・柔道の達人 井上 康生(いのうえ・こうせい)氏

    <リオオリンピックで男子柔道監督として「全階級メダル獲得」という偉業達成>

     1978年生まれ。宮崎県出身。5歳から柔道を始める。2000年シドニーオリンピック柔道男子100kg級で金メダルを獲得。2004年のアテネオリンピックでは日本選手団の主将を務める。2008年に現役引退後は、母校東海大学柔道部にて後輩の指導にあたる。2012年、全日本男子代表監督に就任。 2016年のリオデジャネイロ・オリンピックでは、日本男子代表チーム全階級でのメダル獲得という快挙を達成。

     

    ・剣道の達人 鷹見 由紀子(たかみ・ゆきこ)氏

    <2009年ブラジル開催 世界選手権大会個人戦覇者>

     1985年生まれ。福岡県出身。小学生の頃から剣道を始める。大学2年時に、全日本女子学生剣道選手権大会で優勝、2009年には日本代表として世界剣道選手権大会に初出場で個人優勝を果たし、その後2012年・2015年の世界剣道選手権大会では団体優勝、個人3位に輝いた。大学卒業後は、剣道の本質と指導法を学ぶため、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科に進学。2015年からは順天堂大学の教壇に立つ傍ら、学生の指導にあたっている。

     

    ・弓道の達人 佐竹 万里子(さたけ・まりこ)氏

    <全日本女子弓道選手権大会優勝3回、最高得点9年連続獲得>

     1947年生まれ。和歌山県出身。範士八段。高校在学中に弓道を始める。競技者として、弓道界最高峰である皇后盃・全日本女子弓道選手権大会において3回優勝するなど、さまざまな大会において輝かしい実績を重ねる。1998年には、弓道界における最高位の称号「範士」を授与される。また、国内外で中央審査委員・中央講師をつとめ、自身の弓道の探求とともに、弓道の普及振興に力を注いでいる。2016年5月には、全日本弓道大会「範士の部」において全日本弓道連盟が贈る最高賞「優秀者」として表彰された。

     

    ・空手道の達人 中村 綾乃(なかむら・あやの)氏 旧姓:高木

    <2016年日本空手協会全国大会 女子形部門覇者>

     1989年生まれ。新潟県出身。空手道場師範の父を持ち、幼少から厳しい環境で空手道に取り組む。小学生の頃から輝かしい成績を残してきた。現在は子供の指導をしながら、現役選手として活躍。2015年2016年と日本空手協会全国大会の形部門で二連覇を達成、アジア・オセアニア大会でも優勝。アイルランドで2017年8月に開催される世界空手道選手権大会に日本代表として出場が決まっている。

     

    ・居合道の達人 町井 勲(まちい・いさお)氏

    <時速160kmのボールを居合い斬りし、海外から賞賛>

     1973年生まれ。居合術家。修心流居合術兵法創流者。身体の使い方を習得する古武術としての居合を追求し、研鑽を重ねながら、門人の指導にも当たっている。また、「居合千本斬りの最速記録(Fastest 1,000 martial arts (iaido) sword cuts)」「3分間速斬り(Most sword cuts to straw mats in three minutes)」等、居合や試斬にまつわるギネス記録を6つ保持し、“平成のサムライ”の異名を持つ。

     

    ・茶道の達人 木村 宗慎(きむら・そうしん)氏

    <芳心会茶道教室主宰>

     1976年愛媛県生まれ。茶道家。神戸大学卒業。少年期より茶道を学び、1997年に芳心会を設立。京都・東京で同会稽古場を主宰。その一方で、茶の湯を軸に執筆活動や各種媒体、展覧会などの監修も手がける。また国内外のクリエイターとのコラボレーションも多く、様々な角度から茶道の理解と普及に努めている。著書『一日一菓』でグルマン世界料理本大賞受賞のほか、日本博物館協会や中国・国立茶葉博物館などからも顕彰を受ける。

     

    ・書道の達人 柿沼 康二(かきぬま・こうじ)氏

    <「書を現代アートまで昇華させた」と国内外で高い評価を得る>

     書家。1970年栃木県矢板市生まれ。東京学芸大学教育学部芸術科(書道)卒業。2006-2007年、米国プリンストン大学客員書家を務める。2013年、金沢21世紀美術館にて個展を開催。2012年春の東久邇宮文化褒賞、第1回矢板市民栄誉賞、第4回手島右卿賞、毎日書道展毎日賞など受賞歴多数。NHK大河ドラマ「風林火山」、北野武監督作品「アキレスと亀」などの題字を揮毫。

    https://www.ana-cooljapan.com/contents/dou/shodo/

     

    ・日本舞踊の達人 花柳 凜(はなやなぎ・りん)氏

    <花柳流師範 2006年から花柳 凜を名乗る>

     1990年生まれの日本舞踊家。幼少期より、祖父・故花柳稔に師事し、2歳で初舞台を踏む。2006年に名取免許を取得し、さらに2011年には師範免許を取得。豊かな表現力と、古典を重んじた繊細かつ伸びやかな技術でジャンルを超えた活躍を見せ、他業界からの支持も厚い。音楽、メディア、アートとのコラボレーションにも期待が集まっている。

     

     


    「春夏秋冬」

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      JUGEMテーマ:アート・デザイン

       

       

      Nowness 2017 出品「春夏秋冬」

       

       

       

      文字をモチーフにする関係で、その素材探しとそれをどう表現するかを四六時中考えている。

       

      3、4年ほど前、誰もが知る四字熟語「春夏秋冬」、この素材が自分にとって特別な意味を持ち始めた。

       

      それからどれくらい書いただろう。

       

      3千は優に超える。

       

      これほど日本を象徴する言葉があるだろうか。

       

      書という表現しかり、この「春夏秋冬」しかり、あまりにもシンプルすぎてその魅力に気づかないこと、日本人なのに日本のことをあまり知らなかったり、当たり前すぎて見落としていることは少なくない。

       

      この言葉の力と意味は、30代の若輩者の自分には到底気づくことはできなかった。

       

       

      冬の厳しさが日に日に和らぎ、桜とともに春がやって来る

       

      初夏の清々しい風、みずみずしい若葉

       

      梅雨が明け、燦々と太陽の光が降り注ぐ夏の生命力

       

      深く美しい紅葉、夕暮れ

       

      冬の静けさ、厳しさ、雪

       

      そしてまた春がくる

       

       

      遠く平安時代から伝わる「枕草子」に綴られている通り、日本の四季のありようは日本人の精神や考え方に深く関与している。本当に複雑で面白い。

       

       

      「春夏秋冬に」たどり着くまでにいくつかのきっかけがあった

       

      「日本の四季はなんて“ダイナミック”なんだ!」外国の友人が何気に言った言葉に驚かされたことがあった。

       

      春夏秋冬春夏秋冬春夏秋冬春夏秋冬春夏秋冬春夏秋冬・・・・

      トランスワークのように感じた。

       

       

      考えて見ると師が手をつけなかった文字素材でもあった。書いたことがないはずはないが、作品化していないという発見。

       

      亡き母が大好きだった「四季の歌」を思い出したり、、、

       

      などなど、、、

       

       

      様々な点が自分の中で線になり自分の表現素材となる。

       

      かつて四字熟語では「風林火山」が最強と思っていた私だが、今となると「春夏秋冬」が最高と思うようになった。

       

      死ぬまでにどんな「春夏秋冬」をこの世に残せるか自分でも楽しみである。

       

       

       

       

       


      法帖と楽譜

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        法帖と楽譜

         

         

        書における臨書とクラッシック音楽は似ている。

         

        同じ楽譜を見て演奏しているのにもかかわらず、奏者によって全く違う仕上がりとなる。

         

        書も同様、同じ法帖を見て書いているのに仕上がりは人それぞれ。

         

        結局は、表現者が法帖や楽譜などのテキストをどう解釈するかである。

         

         

        臨書にも形臨、意臨、その間くらいのもの、色々あるが、例え何万回模倣したとしても原本と寸分違わず同じものが書けると言うことは永遠にない。

         

        書における形とは何か。

         

        筆が歩き、走り、踊り、空を跳ね上がり、休止し、それらの軌跡である。

         

        “動いた”跡である。

         

         

        書における形というのは黒い部分。

         

        しかしその黒は目に見えない白によって生み出されている。

         

         

        本当に難しいのは何も書かれていない白い部分、そこでの動きをどう解釈するか。

         

        空間を書くということ。

         

        その空間において筆は宙を舞っている。

         

        これも古典から容易には見出すことはできない。

         

         

        音符と音符の間、線や点の間のスペース、律動、そして拍子、空間をどう解釈し奏でるか。

         

        それがアーティストの醍醐味であろう。

         

         

        日経コラム 「模倣」と「創造」の垣根はない 書家 柿沼康二

        http://style.nikkei.com/article/DGXBZO49709000Y2A211C1000000?channel=DF130120166047

         

        オンラインショップ 柿沼康二DVD-BOX

        http://kakinumashop.cart.fc2.com

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         


        画仙紙

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          JUGEMテーマ:アート・デザイン

           

          画仙紙

           

          書作品に使う画仙紙が真っ白と思っている人は少なくない。

           

          画仙紙は白ではなく若干生成り色である。

           

          私は、敢えて白味の強い画仙紙を使うことがあるが、基本的に生成り色の画仙紙を使う。

           

          真っ白と思ってしまうその原因は、普段加工された画像やデザイン、コンピューター画面から擬似的に書作品や画仙紙を見ることがほとんどでリアルに現物を見る機会が少なくなった

           

          画仙紙は、職人による手漉き。

           

          パルプなどを原料として機械漉きの洋紙と比べると非常に長い繊維が複雑に絡み合っているため、ムラも多く全体的に均一ではない。

           

          原料や漉き方、夏漉き、冬漉きなど季節によっても仕上がりは微細に違ってくる。

           

          画仙紙の場合、同じメーカー、名称が同じ紙、一反100枚入りのものを買ったとしても厳密には一枚足りとも同じ紙は存在しない。

           

          それが画仙紙の風合いであり味わいである。

           

          洋紙は確かに白い。

           

          同じ紙だから白であるはずというところからくる誤解。

           

          デジタルとアナルグくらいの違いである。

           

          画仙紙を漉く際にどうしても入ってしまった荒い繊維、漂白仕切らなかった繊維を“汚れ”や“傷”などと指摘する人も少なくない。

           

          書作品や画仙紙をはじめとする文房四宝は工業製品ではない。

           

           

          多少の汚れ、傷、経年変化、斑などを“味”として楽しめるような大らかさがないと書は楽しめない。


          書は、ケミカルなし、デジタルなしの生物に近いアートだから…

           

           

           

          日経コラム「文房四宝」を半減させるな!  書家 柿沼康二

           

          http://style.nikkei.com/article/DGXBZO55685300R30C13A5000000?channel=DF130120166047

           

           

           

           

           

           

           

           


          ウェブサイト作品集のアップデート

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            ウェブサイト KOJIKAKINUMA.COM

            ARTWORKSの作品をアップデートしました。

            近年の代表作、メディア題字作品、コラボレーション、パブリックアートなどを見ることができます。

             

            (アートワークス)

            http://www.kojikakinuma.com/artworks/

             

            http://www.kojikakinuma.com

             


            臨書BOX貫名菘翁・左繡序 2016 [DVD-BOX] -その6-

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              臨書BOX貫名菘翁・左繡序 2016 [DVD-BOX] その6-
               
              罫線入り特注半紙を改めて仕立て直した。
               
              紙質を変え、印字を「FOR KOJI」から「KOJI KAKINUMA」へチェンジ。
              「日々告白」の部分は、一瞬「風林火山」にしようかとも思ったのだが創作モードになってしまったらマズいとおもい、そのままにした。

              「生きること、それは日々を告白していくことだろう」
              尾崎豊の遺した言葉が何とも臨書という祈りにも似た作業に合っている。
               
              全紙100枚に罫線印刷し合計800枚の半紙が仕上がる。

              前回より遥かに書きやすい半紙に仕上った。
               
              作品制作でも臨書でも紙の選定次第で良くも悪くもなる。
               
              墨と紙の相性が良い時は、ちょっとした体調の悪さ、疲労、時の経過も忘れてしまう。
               
              筆先の毛一本一本から息吹が伝わってくる。
               
              脳が瞬間瞬間で様々な信号を出し、自分の肉体がその信号を受け止め運動しながら具現化していく。
               
              筆と紙が織りなすその表現は、紙と筆と墨の間で繰り広げられる“闘い”だ。

              表面的にどんなに美しい文字を書いていようが、筆触点には電気が走るくらいの緊迫したエネルギーが要る。
               
              切ったら血が出るような線が連綿し、はじめて生きている文字、生き生きとした表現となる。


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              臨書BOX貫名菘翁・左繡序 2016 [DVD-BOX] -その5-

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                臨書BOX貫名菘翁・左繡序 2016 [DVD-BOX] その5-
                 
                 
                自分をできるだけ殺し、自分の解釈やフィルターをできる限りそぎ落とし古典と向かい合う。
                 
                その一方で、どれだけ自分を無くそうとしてもどこまでも自分が付いてくるということに気づかされる。
                 
                それが臨書という行為の深いところ。
                 
                臨書において、そぎ落としてそぎ落として残されるもの、否定しきれないもの、捨てきれないもの、そこに書における個性、書における創作のヒントが隠されている。
                 
                臨書という一見没個性的作業、そこに、ただひたすら集中するその行為の裏側に不意にあらわれるのがその人の本当の姿だと思う。
                 
                その人の解釈、臨書観、個性ともいえよう。
                 
                個性は出すものではなく、一つの事にただひたすら打ち込む精神からじわじわと滲み出てくるもの。
                 
                少なくとも書における個性とはそういうものだ。




                 

                臨書BOX貫名菘翁・左繡序 2016 [DVD-BOX] -その4-

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                  臨書BOX貫名菘翁・左繡序 2016 [DVD-BOX] その4-
                   
                  撮影土壇場キャンセルから2週間後、改めて撮影をすることにした。
                   
                  ドタキャンから3日間程、さすがに筆を持つ気が失せ塞ぎ込んでしまったが、ランニングで気合を入れながら再び撮影へピントを合わせて行った。
                   
                  あまり神経質にならないようにしたい
                  一発撮りができきるならばそれに越したことはない
                   
                  そんな風に新たなテーマを設定した。
                   
                  空海「風信帖」の時は、何度も全臨を繰り返し、撮影も何ども繰り返し、納得ができた最後のテイクを使用した。
                   
                  風信帖は、一通目、二通目、三通目と全く趣も違う、書きぶりも違うという変化が魅力である。如何にかき分けるか、そしてそれら3つを1作品として貫通させるかという大きなテーマがあった。
                   
                  今回の「左繡序」は、風信帖のような劇的な変化のある法帖ではなく、それも書き手がどうしても力みが入る冒頭部分なので一つひとつの文字的にも全体の固まりとしても変化に乏しい非常に優等生的な法帖である。
                   
                  撮影初日、4文字書き半紙70枚の半分にあたる35枚を撮影し、翌日に残り35枚を撮る予定を組んだ。
                   
                  初日、若干の違和感はあったが、まあまあの滑り出しといった感触だった。

                  初日が終了した安堵感からか翌日は体調も優れ、朝からランニングをして収録を迎えた。
                   
                  体が柔らかく軽い。
                   
                  墨も伸びる。
                   
                  迷いがない。
                   
                  そんな理由から、36-70枚を書き終えたら、前日に収録をした1-35枚を再度撮影することにした。
                   
                  前日の映像と見比べてみるとかなりの違いが確認できた。
                   
                  前日の映像は忘れ、その日の映像を全て採用することにした。
                   
                  書の特質である一回性
                   
                  半紙4文字書き70枚、計280文字。
                   
                  貫名菘翁「左繡序」、280文字斬り。


                  オンラインショップ
                  http://kakinumashop.cart.fc2.com/ca1/28/p-r-s/

















                   


                  臨書BOX貫名菘翁・左繡序 2016 [DVD-BOX] -その3-

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                    臨書BOX貫名菘翁・左繡序 2016 [DVD-BOX] -その3-





                    臨書の撮影日時の設定も技である。
                     
                    一ヶ月ほど前からその時、然るべき“瞬間”を狙っていく。
                     
                    臨書という行為に、気合が入ってないのもNG、入りすぎてもNG
                    また、鍛錬が足りないのもNG、鍛錬しすぎて飽きてしまってもNG
                     
                    心身ともに自らのトップフォームで筆を執る瞬間を導き出す。
                     
                    墨選び、硯選び、紙選び、そして筆選び、気温や湿度の予想、日の入り時間、、、などなどチェックボックスは無数にあるので、一つ一つを確認し整理しながら毎日少しずつ撮影日時にピントを合わせていく。
                     
                    撮影日まで一週間ともなると、いよいよ臨戦態勢であるのだが、余程の馬鹿か天才でない限り“絶対OK”という気持ちにはなれない。

                    気持ちは刻々と移ろい、魂は不安と自信の間を行ったり来たり繰り返す。
                     
                    「これで最後!」と思いながら全臨(法帖の冒頭から最後まで一貫して臨書すること)し終わるとまた「もういっちょ」と全臨を繰り返し、気づくと撮影日の朝を迎えていた。
                     
                    その日の午後、まさに撮影に入ろうとしていたその時だった。

                    一枚の
                    FAXが入った。

                    見なきゃいいのに、キレキレの神経がそれをどうしても忘れさせてくれない。

                     
                    見てしまったら全てお終い。

                    意気消沈。

                     
                    土壇場になって撮影はオールキャンセルとなった。
                     
                    全ての要因は、自分の心の持ちようである。
                     
                    いくら外的な問題がおころうと自分のメンタルをコントロールし切ることができなかったのはプロフェショナルとしては失格である。
                     
                    その日、撮影を流した。
                     
                    こんな体験は初めてだ。
                     
                    書は誤魔化しがきかない。
                     
                    心のありようがもろに作品や線、そして微妙な所作に反映される。
                     
                    作品ならば少しは誤魔化しようもあろう。
                     
                    臨書、しかも臨書の撮影となると、少なくとも私には200%無理である。
                     
                    久しぶりに泣いた。







                     

                    株式会社田島屋・創業160年記念事業

                    0
                      この度、株式会社田島屋様の創業160周年事業として、作品「米」の作成、及びロゴマークの制作を担当させていただきました。

                      米穀卸売・精米加工・炊飯事業・倉庫業を主に160年という歴史のある「田島屋」様から御依頼があり、屋号及び本社展示用として作品「米」を制作させていただきました。

                      株式会社田島屋ウェブサイト
                      http://tajimaya-rice.co.jp

                      田島屋160周年記念事業
                      http://tajimaya-rice.co.jp/company/160th_event/

                       
                      ロゴ

                       



                      作品「米」 90-180cm



                      写真:野瀬勝一






                       


                           
                           

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                      柿沼康二ブログ:書家・書道家・現代美術家

                      Koji Kakinuma (c)Douglas Benedict
                      (c)Douglas Benedict


                      柿沼康二(カキヌマコウジ)。書家・書道家・現代美術家。 1970年栃木県矢板市生まれ。5歳より筆を持ち、柿沼翠流(父)、手島右卿(昭和の三筆)、上松一條に師事。東京学芸大学教育学部芸術科(書道)卒業。2006-2007年、米国プリンストン大学客員書家を務める。 「書はアートたるか、己はアーティストたるか」の命題に挑戦し続け、伝統的な書の技術と前衛的な精神による独自のスタイルは、「書を現代アートまで昇華させた」と国内外で高い評価を得る。2013年、現代美術館において存命書家史上初となる個展を金沢21世紀美術館にて開催。発表作品「不死鳥」(1100×750cm)、「一 (BOSE ver.)」(270×515cm)が同美術館のパーマネントコレクション(収蔵)となる。2013年春の東久邇宮文化褒賞、第1回矢板市市民栄誉賞、第4回手島右卿賞。独立書展特選、独立書人団50周年記念賞(大作賞)、毎日書道展毎日賞(2回)等受賞歴多数。NHK大河ドラマ「風林火山」(2007)、北野武監督映画「アキレスと亀」、角川映画「最後の忠臣蔵」等の題字の他、「九州大学」「九州大学病院」名盤用作品等を揮毫。 NHK「トップランナー」「趣味Do楽 柿沼康二 オレ流 書の冒険」「ようこそ先輩課外授業」「スタジオパークからこんにちは(2回)、MBS「情熱大陸」、日テレ「心ゆさぶれ! 先輩ROCK YOU」、BOSE社TV-CM等に出演。 伝統書から特大筆によるダイナミックな超大作、トランスワークと称される新表現まで、そのパフォーマンス性は幅広く、これまでNYメトロポリタン美術館、ワシントンDCケネディセンター、フィラデルフィア美術館、ロンドン・カウンティーホール、KODO(鼓童)アースセレブレーションなど世界各地で披露され好評を博す。現在、柿沼事務所代表取締役社長兼所属書家。

                      =WEB SITES=

                      書家/アーティスト 柿沼康二 公式Webサイト
                      書家/アーティスト 柿沼康二 エッセイ集「字書きの泡。」
                      柿沼事務所オンラインショップ
                      株式会社柿沼事務所

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                      作品集

                      金沢21世紀美術館「柿沼康二 書の道“ぱーっ”」カタログ
                      KOJI KAKINUMA "Exploring Calligraphy"


                      →→書籍詳細


                      TARO100祭記念出版
                      「岡本太郎vs柿沼康二 TRANCE-MISSION」

                      本書は、太郎vs柿沼の本であると同時に、 いわば前代未聞のタイポグラフィvs肉筆文字の本である。


                      →→書籍詳細


                      柿沼康二の作品をまとめた初の本格作品集「柿沼康二 書」。
                      東洋経済新報社より発売中です。

                      「この人の作品、狂ってるわ」
                      〜北野武

                      初の本格作品集 「柿沼康二 書」
                      →詳細を読む

                      柿沼康二精選羊毛筆

                      柿沼康二精選羊毛筆
                      「壱型 不死鳥」

                      開発期間2年余り、
                      細微な羊毛を使用した逸品。
                      柿沼の臨書及び創作用筆。
                      半切2行書き作品にも
                      不死鳥
                      購入する

                      柿沼康二精選羊毛筆
                      「壱型 澄心(ちょうしん)」

                      細線、線の細かさ、かすれを
                      生かした臨書及び創作に適した
                      上級者向けの逸品
                      澄心
                      購入する

                      柿沼康二精選羊毛筆
                      「壱型 心花(ときめき)」

                      「壱型 澄心」を一回り小さくし
                      書道中級者から上級者まで
                      より使い易く改良を加えました

                      購入する

                      柿沼康二推奨初級者向け
                      兼毫筆「かき★★かき」

                      小さなお子様から書道初心者
                      でも使いやすい、
                      上質の羊毛にヒゲ(羊の尾の毛)をブレンド
                      柿沼康二推奨初級者向け兼毫筆「かき★★かき」
                      購入する

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